プロのおすすめ食べもの紀行〜広がる・深まる食の世界〜

 

花粉症に効く食べ物

こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか。栄養士・フードコーディネーターの黌農祐子です。 寒かった2月ももうすぐ終わり。3月を目前に、春の便りを耳にする季節となりました。 暖かく柔らかい日差し、ほろ苦く香り立つ春の山菜・・・春が待ち遠しい気持ちの一方で、花粉症をおもちの方には一番ツライ季節でもありますね。そこで今回は、「花粉症に効く食べ物」というテーマでおおくりします。

まず、花粉症に効くと注目を浴びているのがポリフェノール。炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維につづく、第7の栄養素と呼ばれる事もある抗酸化作用のある栄養素です。ポリフェノールには、ストレスや喫煙・寝不足などで体内に発生する活性酸素を除去する働きがあることから、アンチエイジングの話題の時には必ず登場する栄養素でもあります。そのポリフェノールに、アレルギーを引き起こすヒスタミンの働きを抑える効果がある事がわかっています。

ポリフェノール・・・みなさん、この言葉は聞いた事がありますよね。ポリフェノールというと赤 ワインを思い出す方も多いかと思いますが、これは栄養素の総称で、実に様々な種類があります。有名なのはブルーベーリー・ラズベリー・茄子など紫色の食材に含まれているアントシアニン。赤ワインに含まれているのはプロアントシアジニン。お茶に含まれるカテキン、大豆のイソフラボン、蕎麦に含まれるルチン、コーヒーに含まれるクロロゲン酸、玉ねぎに含まれるケルセチン・・・ポリフェノールと一口にいっても本当に様々で、野菜類に多く含まれています。

 

花粉症に効く食材は他にも色々あります。

 

シソ・甜茶(てんちゃ)・烏龍茶・ルイボスティー・ハーブ類・ヨーグルト・プルーン・いちじく・長ネギ・生姜・レンコン・大根・人参・ほうれん草・かぶ・サツマイモ・山芋・玄米・梅・青魚・マトン・鮭・・・


一方で、動物性の高タンパク高脂質の食事、過度な脂質・糖質の摂取、インスタント食品・加工食品に含まれる食品添加物は花粉症に良くないと言われています。
その代表が


カレー・ハンバーグ・天ぷら・唐揚げ・シチュー・グラタン・ウインナー・ハム・ショートケーキなどなど・・・

子どもたちが好きそうなメニューがずらりと並びます。もちろん、これらの食品を全く食べないという訳にもいきませんから、余分な脂質などを排出してくれる食物繊維をしっかり摂りたいものです。

つまり、普段のお食事同様、脂質の多い食材を控えめに、お野菜をたっぷりいただく事が、肥満や便秘の予防だけでなく花粉症対策としても大切であるといえるんですね。そして、バランスの良いお食事が、基礎体力をあげて花粉症だけでなく、ひいては健やかな身体をつくっていくことになるんですね。

 

さて、今回は「花粉症に効く食べ物」というテーマでおおくりしましたが、いかがでしたでしょうか。これからツライ季節を迎えるな〜と思ってらっしゃるみなさん、ぜひお試しください。最後に帰宅したら、家に入る前に服に付いた花粉を払い落とす。クチュクチュとお口をゆすいで花粉を出してから、ガラガラうがいをする。顔を洗う・・・・といった基本的な花粉症対策もどうぞお忘れなく。

フードコーディネーター
黌農 祐子
黌農祐子(こうのうゆうこ)栄養士・調理師・フードコーディネーター・食生活アドバイザー・ティーインストラクター・ サプリメントアドバイザーなどの資格を有して料理研究家として活躍すると同時に、料理教室「COOKING STUDIO YU」の代表も務める。また、中学校・高等学校での家庭科の授業を通じて食育に関する指導を行ったり、愛犬・愛猫の食事に関しても手がけたり、多彩な活動に取り組んでいる。




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