大人も子どもお腹スッキリ!(第1回)
   〜「便秘解消のヒント」〜

こんにちは。栄養士・フードコーディネーターの黌農裕子です。
今回は、便秘についてお伝えしようと思います。便秘は大人だけでなく子どもたちにも多い症状のひとつです。
親子そろって、スッキリ気持ち良い毎日を過ごせるように、便秘解消のヒントをお届けできればと思っています。
さて、便秘気味の方、ダイエットに興味があるある女性の中には、意識されている方も多いのが「食物繊維」。食物繊維の大切な役割は、カラダの中の悪いものを外へだしてくれること。つまり便秘の解消です。
便秘をすると血液の循環が悪くなり、カラダに入った余計な油分などが体内をぐるぐると循環します。食物繊維はそんな油分を吸着して体外へと排出する働きをしてくれます。そんな働きから、栄養が無いにもかからわず「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」につづいて、第6の栄養素と呼ばれています。
■食物繊維の有名人「寒天」 摂り方を間違えると逆効果!?

 

そんな食物繊維がマスコミで取り上げられるようになってから一大ブームが起こったのが超ローカロリーで食物繊維たっぷりの「寒天」。たしかに、寒天はカロリーは低いのですが、食べ過ぎると胃が大きくなります。
胃が大きくなると、空腹感が強まりより食べたい衝動に駆られるので注意が必要です。そして、「寒天パウダー」にはさらに注意が必要です。スティックタイプで、温かい紅茶やコーヒーなどに混ぜるだけで、簡単に寒天が摂れる優れものなのですが、「よーく混ぜて溶かす」事が大切です。
温かい飲み物に寒天パウダーを入れると、少しかき混ぜただけで溶けたように見えますが、実は溶けきっていない事がしばしばです。溶けないままで体内に入った寒天は、体内の水分を吸収してしまい、かえって便秘になる可能性があるからです。寒天パウダーを使うときは、意識的に水分を多めに摂る事が必要です。

他にも、食物繊維をたっぷりと含むものは沢山あります。じゃがいもやサツマイモなどのイモ類やレンコンなどの根菜類、キウイフルーツ、プルーンなどの果物です。
ただ、例えばフルーツも大量に食べ過ぎると、糖分の摂り過ぎとなるので注意が必要です。さらに、「食物繊維」自体も、摂り過ぎるとミネラルも一緒に排出してしまうので注意が必要です。
そして、発酵食品も是非オススメしたい食材です。お腹の調子を整えるヨーグルトは有効。ただ、食べ過ぎると乳脂肪の摂り過ぎとなりますのでご注意を。
他には、漬物に使うぬかで、完全無農薬のものがあれば、小指の指先程度の量をナメるのも効果的です。ヨーグルトやぬかなどの発酵食品には、お腹の調子を整える働きがあります。

■朝一杯の冷水効果

 

上記のように、食物繊維(寒天や野菜・果物)や発酵食品を普段の食卓に取り入れて、便秘の解消を図ることもひとつですが、生活スタイルの見直しも大切です。たとえば、こんな状況が想像できます。

 

 夕飯が遅い → 夜、出ない

 起床が遅くて登園時間までに余裕が無い → 朝出ない

 幼稚園・学校では恥ずかしくてトイレに行けない(我慢する)

特に、幼稚園や小学校など低年齢の子どもたちにとって、学校でトイレに行くことは勇気がいること。ウンチも我慢をしてしまう傾向があります。そうなると、やはりお家で済ます習慣を付けたいものですね。
そこで、オススメなのが、「朝、起き抜け、一杯の冷水」。
寝ている間に失われた水分補給としての役割はもちろん冷水が胃腸を刺激して、自然な便意を誘発してくれます。
少し早めに起きて、余裕をもって朝食・トイレを済ます時間を確保したいものです。

さて、今回の「便秘解消」コラムはいかがでしたか? 次回は、「食物繊維」について、さらに理解を深め、普段の食生活で、どんな食材を使えば良いのか等をお伝え致します。

 

(第2回につづく)

 

フードコーディネーター
黌農 祐子





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