楽しく美味しく「お菓子」を食べる(2)
   「お菓子の食べ過ぎが怖い もうひとつの理由」

こんにちは。フードコーディネーター・食育スペシャリストの黌農祐子(こうのう ゆうこ)です。今回は、お菓子特集の2回目。今回は、いわゆる「手づくりおかし」と「ジャンクフード」についてお伝えしたいと思います。
皆さんは「手づくり=良いもの」そして、対局にある「ジャンクフード=悪いもの」という理解をされているのではないでしょうか。「ジャンクフード」を日本語に訳すと「壊れた食品」とでもいうのでしょうか。まるで、「食品そのものが壊れている」といったイメージをうけますが、これは、ちょっと違うと思っています。「間違った食べ方・壊れた食べ方をしやすい食品」と言うべきだと思っています。
ポテトチップス チョコレート ケーキ クレープ
どれも子どもたち(大人もですね)の大好きないわゆる「ジャンクフード」は身体の栄養がイッパイとはいえませんが、「心の栄養」なんですね。子どもたちは、まだSTOPする・セーブする力が未熟ですから、それはママがチェックしてあげなければいけませんが、食べることは決して罪ではありません。そして、どうせ食べるのだったら
  「こんなものあんまり食べたらダメなのに・・・」

 

と思いながら食べさせるのではなく、回数を減らす、量を減らす工夫をしながら楽しく美味しく食べましょう。そうでないと「心の栄養」になりませんよね。例えば、子どもたちが大好きな「ポテトチップス」。こんな会話はありませんか?

子ども 「ポテトチップス食べたい!」

ママ 「え?夕飯が食べられなくなるから、少しだけよ」

子ども 「ママ もっと食べたい!」

ママ 「もー 仕方ないわね。 これで終わりよ」

子ども 「ママ もっと食べたい!」

ママ 「本当にこれだけよ!これで終わりよ!晩ごはんもちゃんとたべるのよ!!」

このように、「また少しだけ」と何度か・・・たとえば2回お代わりをするのでしたら、はじめから3回分の量をわたして

ママ 「どうぞ!」

子ども 「こんなにイッパイいいの!?」

ママ 「いいよ。今日はイッパイあるから、ゆっくり良く噛んで食べるのよ。そして、 今日、イッパイ食べるから、明日はお休みして、あさってまた、食べようね」

こんな風に上手くはいかないかもしれませんが、大人は、子どもが食べる「量」を把握することが大切です。そして、子ども自身も、どれだけ自分が食べるのかを正しく把握することが大切です。そしてこの場合、真の問題は、ポテトチップスをイッパイ食べることではありません。ポテトチップスを食べて、さらに、夕飯を(叱られるから)我慢して無理して食べる事。しかもこの日の食事がフライなど高エネルギーのものだとしたらあきらかにカロリーオーバーになる場合があります。
低カロリーの夕飯だとしても確実に胃袋は大きくなり、良くない連鎖がはじまります。子どもたちにメタボが増えている原因のひとつになっているのではと考えています。ママの安心の裏で、もう一つの問題が進行しているのです。
2回おかわりするのも、3回分わたしてしまうのも量は同じです。そして、「一週間に3日『しか』食べられない」よりも「一週間に3日『も』食べられる」、しかも 「これだけ『しか』食べられない」よりも「こんなに『も』食べられる」という風にもっていくのもひとつの知恵です。子どもたちの食の経験値をあげる為にも、上にあげた様々な種類のお菓子を量と回数に気をつけながら食べさせてあげるのもひとつの考え方です。ママの素敵な、子どもたちが大好きな笑顔と言葉で、子どもの身体と心の健康を作り出す事ができる・・・ママはマジシャンですね。

さて、次回、お菓子特集の最終回は、「手づくりだから大丈夫?」というテーマでお届け致します。
ぜひ、楽しみにお待ちくださいね。

 

 

フードコーディネーター
黌農 祐子





運営企業新規会員(無料)募集広告掲載について利用規約プライバシーポリシーヘルプQ&Aお問い合せ