楽しく美味しく「お菓子」を食べる(最終回)
   〜「手づくりおかしだから本当に大丈夫?」〜

みなさんこんにちは。フードコーディネーター・栄養士の黌農祐子(こうのう ゆうこ)です。
今回は、お菓子特集の最終回です。これまで、お菓子の分類と食べ方の注意、そして、「量」を正確に把握する事の大切さをお伝えしてきました。
最終回は、お菓子につきものの「脂質・糖分・濃い味付け」についてお伝えして、お菓子特集を締めくくりたいと思います。

 「注意すべきは「脂質・糖分」の摂り過ぎと濃い味」

 

手づくりお菓子、ジャンクフード、塩辛いもの 甘いもの・・・・
様々あるお菓子ですが、食べる際、食べさせる際には次の2点に注意が必要です。

 

 「脂質・糖分の摂り過ぎに注意する」
 「濃い味に慣れすぎないように、注意する」

これは、ジャンクフードだけでなくあらゆるお菓子に当てはまります。お菓子には脂質・糖分が多く、味付けの濃いものが多いからです。おやつに「フライドポテト」を食べたのに、夕飯に「トンカツ」では、脂質の摂り過ぎです。これは、スナック菓子やフライドポテトなどファーストフードだけに限ったことではありません。
例えば、ご家庭でつくるチーズケーキ。市販のものよりも甘みは抑えたとしても、クリームチーズをたっぷり・・
手作りならではの自分好みの濃度に仕上げますよね。そして、買ってきたチーズケーキは1切れですが、自家製はもちろんホール。一切れ食べて、もうちょっと・・・余ったらもったいないからもう一切れ・・・・
これでは、結局は市販のものを食べるより、脂質はもちろん糖分も摂り過ぎとなります。そういう意味でも、市販品が手づくりより劣っている、身体に良くないと一概には言えない事がお分かりいただけると思います。
また濃い味だけを食べ過ぎると、濃い味付けしか美味しいと感じなくなってしまいます。お菓子は「嗜好品」ですから、みんなが美味しいと感じる風味・味付けにするために、味の濃いものが多く見受けられます。食べる人の舌が慣れてくると、より強い味を望むようになるので注意が必要です。
濃い味のお菓子を食べた日は、お食事では、薄味から濃いめのお味までバランス良く揃えて、緩急つけながら薄味も美味しく食べられるように配慮しましょう。
さて、ここからは、「手づくりおかし」です。心を込めた自家製のお菓子作りは本当に楽しいですよね。それでは、この「手づくり」の良さはどこにあるのでしょうか?
ひとつには、ママの心がこもっている、ママの手づくりの思いを伝えることができる点。そして、もう一つは、各ご家庭でしか食べることができない美味しさを楽しむ事ができる点です。
手づくりお菓子で人気なのは、クッキーやパウンドケーキ・チーズケーキ・パイ・タルトなどなどやはり「洋菓子」でしょうか。
これはこれで楽しく美味しいのですが、ひとつ見方をかえると「外で売っているもの」「外でプロの美味しさを味わえるもの」であることも事実。ぜひ、手づくりのもう一つの良さである「家庭でしか食べることができない美味しさ」を見直しましょう。
「外で売っているもの」をご家庭でつくるだけでは、勿体無いですから。

ご家庭でしか、手づくりでしか味わう事ができないもの・・・・たとえば・・・おむすび。
「おむすびはお菓子じゃないでしょ?」という声がきこえてきそうですが、そんな事ありません。
たとえば、「きな粉おむすび」。畑のお肉とも呼ばれる大豆の粉・きな粉には良質のたんぱく質がたっぷり。育ち盛りの子どもたちにもとても嬉しい食材です。一口でパクっと放り込める小ささのおむすびをむすんであげて、きな粉をまぶします。
おむすび+きな粉・・・中には佃煮をいれて、おかず風(?)に、おむすび+きな粉(お砂糖入)で、中に黒砂糖を忍ばせておはぎ風にアレンジしても美味しいですね。

美味しくいただくコツは、一口でパクリと食べられる大きさにむすぶこと。
ママのむすんだ「おむすび」、パパのむすんだ「おむすび」、おばあちゃんのむすんだ「おむすび」・・・味も見た目も硬さも仮に同じであっても、全て違うのが「おむすび」です。
食べ手(子ども)のうけとる気持ちが違います。
心も栄養も満点に元気になれる「手づくりお菓子」。ぜひ、試してみてくださいね。

 

フードコーディネーター
黌農 祐子





運営企業新規会員(無料)募集広告掲載について利用規約プライバシーポリシーヘルプQ&Aお問い合せ